事業内容|耐震補修・補強
当社の補修・補強技術は、建築構造物を支えるプロフェッショナルとして様々な状況に応じたあらゆる施工をサポートいたします。
防食工法
防食工法には、電気防食工法と脱塩工法、再アルカリ化工法などがあり、主として塩害により劣化された構造物に適用されます。いずれも工法適用の目的は、内部鋼材腐食の進行を停止させることにあります。
- 再アルカリ化工法(電気浸透法によるコンクリートの再アルカリ化)
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空気中の炭酸ガスや酸性雨により中性化したコンクリートは、その中の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリート構造物を破壊させます。中性化の進んだコンクリート構造物を破壊す事無く、元のアルカリ性に戻す工法がこのアルカリート工法です。
- 鉄筋腐食防止工法(コンクリート構造物の再劣化防止)
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塩害により劣化した構造物の補修の際、鉄筋に装着し、補修剤の中に埋め込むだけの簡単なシステムです。使用する事により、デンカガルバシールドXP自体が犠牲となり補修箇所及び、その周辺の劣化の再発を長期間防止します。
- 脱塩工法(電気的イオン遊動を応用のコンクリート脱塩)
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施工時に海砂を使用して塩分を既に含んでいる場合や、海岸の近く、あるいは融雪剤の使用によりコンクリート中に塩分がある場合、鉄筋が錆びて膨張しコンクリート構造物を破壊させます。この塩分を含んだコンクリート構造物を破壊する事無く、塩分を取り除く工法がこのデソリート工法です。